従業員の弁当購入を奨励 飲食業者応援で観光バス会社
和歌山県白浜町堅田の「田辺観光バス」(大谷晃一社長)は、昼食に町内の飲食店が作る弁当の購入を奨励している。従業員には1食につき1人300円を補助。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、通常営業ができずに弁当のテークアウト(持ち帰り)やデリバリー(配達)を始めた飲食店を応援している。
観光地の白浜町がダメージを受ける中、同社も3月中旬からバスツアーを中止するなど影響を受けている。事務を担当する従業員4人ほどが出勤し、バスの運転手には休業してもらっているという。
「飲食店もつらい思いをしている。できることから始めたい」と大谷社長(41)。これまで自前の弁当を持参していた従業員に協力を求め、昼食をテークアウトやデリバリーができる飲食店で購入することにした。日替わりで店を替えて、人数分をまとめ買いしている。
大谷社長は「大変な時だが、日替わりで弁当を選ぶのは楽しく、会社にとっても清涼剤になっている。こうした取り組みが他の事業所に広まってほしい」と話す。
同社は、テークアウトやデリバリーの弁当を扱う町内の飲食店の一覧を掲載したパンフレットを作った。現在、第2弾を作成中。特に歓迎会などがなくなった役場、警察、消防などの公務員に積極的に取り組んでもらうため、公共施設などに配布している。
観光地の白浜町がダメージを受ける中、同社も3月中旬からバスツアーを中止するなど影響を受けている。事務を担当する従業員4人ほどが出勤し、バスの運転手には休業してもらっているという。
「飲食店もつらい思いをしている。できることから始めたい」と大谷社長(41)。これまで自前の弁当を持参していた従業員に協力を求め、昼食をテークアウトやデリバリーができる飲食店で購入することにした。日替わりで店を替えて、人数分をまとめ買いしている。
大谷社長は「大変な時だが、日替わりで弁当を選ぶのは楽しく、会社にとっても清涼剤になっている。こうした取り組みが他の事業所に広まってほしい」と話す。
同社は、テークアウトやデリバリーの弁当を扱う町内の飲食店の一覧を掲載したパンフレットを作った。現在、第2弾を作成中。特に歓迎会などがなくなった役場、警察、消防などの公務員に積極的に取り組んでもらうため、公共施設などに配布している。