熊野古道沿いで咲くミツバツツジの花(和歌山県すさみ町見老津で)
世界遺産に登録されている熊野古道・大辺路の長井坂(和歌山県すさみ町)でミツバツツジの花が咲き始めた。
長井坂とその周辺には自生のミツバツツジが多く、盛りの時季には古道がピンク色の花で覆われて回廊のようになる。
花の数はその年によって増減がある。一昨年は近年にない当たり年だったが、昨年は少なく、今年は平年並みという。日当たりの良い場所にある木はすでに満開になり、その他につぼみを持っている木も多い。
4月下旬からゴールデンウイークにかけては例年、ミツバツツジと新緑を求めて長井坂を歩く人が増えるが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大でウオークイベントが中止になっている。