田辺市の暮らしをお届け 移住者がウェブマガジン記者に
和歌山県田辺市に移住を考えている人の参考にしてもらおうと、市は、旧5市町村それぞれでの多様な暮らし方にスポットを当てたウェブマガジン「たなごこち」を開設した。U・I・Jターンした10人の市民ライターが四季折々の暮らしをつづる。
面積の広い田辺市は、スーパーマーケットや飲食店が充実した市街地、大自然が残る山間部など住む場所により異なる顔を持つ。「たなごこち」は、田辺と心地を掛け合わせた造語。地域の多様性を日常に取り入れた暮らしぶりを発信しようと企画した。まちづくり会社の南紀みらい(田辺市湊)が編集、制作を担当している。
市民ライターは20~60代の男女で、職業もばらばら。旧5市町村にそれぞれ2人ずつ配置している。旧田辺市の中山間部出身で、実家の農業を継ぐためUターンしてきた男性や、夫の一声で小さな息子と3人でまったく縁のなかった龍神村に移住した女性、中辺路町に移住してゲストハウスを開業した女性など。立場も視点もさまざまだ。
編集を担当する市地域おこし協力隊員の下田学さん(39)は「観光案内と違って地味だけれど、日々の暮らしで面白いと思ったことを発信することで、田辺でのリアルな暮らしを感じてもらいたい」と強調。「地元の人にも普段気付いていない旧5市町村の特徴や、移住者から見た田辺の良さを感じてもらえればうれしい」と話している。
面積の広い田辺市は、スーパーマーケットや飲食店が充実した市街地、大自然が残る山間部など住む場所により異なる顔を持つ。「たなごこち」は、田辺と心地を掛け合わせた造語。地域の多様性を日常に取り入れた暮らしぶりを発信しようと企画した。まちづくり会社の南紀みらい(田辺市湊)が編集、制作を担当している。
市民ライターは20~60代の男女で、職業もばらばら。旧5市町村にそれぞれ2人ずつ配置している。旧田辺市の中山間部出身で、実家の農業を継ぐためUターンしてきた男性や、夫の一声で小さな息子と3人でまったく縁のなかった龍神村に移住した女性、中辺路町に移住してゲストハウスを開業した女性など。立場も視点もさまざまだ。
編集を担当する市地域おこし協力隊員の下田学さん(39)は「観光案内と違って地味だけれど、日々の暮らしで面白いと思ったことを発信することで、田辺でのリアルな暮らしを感じてもらいたい」と強調。「地元の人にも普段気付いていない旧5市町村の特徴や、移住者から見た田辺の良さを感じてもらえればうれしい」と話している。