イノシシと競争に タケノコ収穫最盛期
和歌山県紀南地方でタケノコの収穫が最盛期を迎え、産直店などに出荷されている。
田辺市秋津町にあるJA紀南の産品直売所「紀菜柑」によると、地元では8軒の農家が出荷しており、来週ごろまでピークという。
同市上万呂、農業浅里耕一郎さん(74)は3月末から収穫を始めたが、今年はイノシシの食害が目立ち、例年なら毎日10~20本は収穫できるが、半分以下の日が多いという。
イノシシは、タケノコが地中にある時から掘り起こして手当たり次第に食べるため、
浅里さんは「ここ2、3年はイノシシのおこぼれをもらうような年が続いており、食べられるか、先に収穫するかを競い合っている」と苦笑い。産直店に出荷するほか、自らも米ぬかでゆで、あくをぬいてワカメなどと料理して食べるという。
田辺市秋津町にあるJA紀南の産品直売所「紀菜柑」によると、地元では8軒の農家が出荷しており、来週ごろまでピークという。
同市上万呂、農業浅里耕一郎さん(74)は3月末から収穫を始めたが、今年はイノシシの食害が目立ち、例年なら毎日10~20本は収穫できるが、半分以下の日が多いという。
イノシシは、タケノコが地中にある時から掘り起こして手当たり次第に食べるため、
浅里さんは「ここ2、3年はイノシシのおこぼれをもらうような年が続いており、食べられるか、先に収穫するかを競い合っている」と苦笑い。産直店に出荷するほか、自らも米ぬかでゆで、あくをぬいてワカメなどと料理して食べるという。