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スターチスの巨大リース 白浜空港利用者に「日本一」PR、JA紀州

空港ロビーに設置されているスターチスの巨大リース(和歌山県白浜町才野で)
空港ロビーに設置されているスターチスの巨大リース(和歌山県白浜町才野で)
 日本一のスターチスの産地をPRしようと、JA紀州(本店・和歌山県御坊市、芝光洋組合長)が、白浜町才野の南紀白浜空港到着口前ロビーに、スターチスで作った巨大リースを設置した。来年1月20日まで展示する。

 スターチスは花色が豊富で、小さい花がまとまって咲く特徴がある。リースは直径1・2メートル。フランス出身で印南町在住の農業、ビアラ・プルネルさん(28)を中心に、400本のスターチスを使って3日かけて作った。リース部分はアケビのつるやスギでできていて、表面には白を中心とした色とりどりの花約2千個を隙間なく敷き詰めた。

 ビアラさんは「スターチスの魅力が伝わるよう色の組み合わせにこだわった。自然の美しさを感じてほしい」と話し、JA紀州みなべいなみ花き部会スターチス部の山下勝也部長は「年末年始の空港利用者に向けて産地のPRになれば」と期待している。

 JA紀州管内はスターチスの生産量が全国一を誇り、特にみなべ町や印南町で盛んに生産されている。管内では昨年度、約5300万本の出荷があった。

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