災害時の被災者支援を強化
和歌山県は、災害時の被災者支援の強化を目的に、県内のパチンコ・パチスロ店でつくる県遊技業協同組合(和歌山市)、災害支援組織「公益社団法人シビック フォース」(東京都)との3者で協定を結んだ。大規模災害発生時に、パチンコ店の広い駐車場を一時避難場所として開放し、避難者への支援物資を供給できるようにする。
シビックフォースは行政や企業などと連携し、大規模災害時に被災地を支援する組織。都道府県と遊技業協同組合、災害支援組織が3者協定を結ぶのは全国で初めてという。
県と組合は2005年、全国の都道府県に先駆けて災害支援協力についての協定を締結していた。今回、被災者に水道、トイレ、非常用電源などの設備利用や、商品、備蓄物資を無償で提供するなどの項目を追加し、改めて協定を結んだ。組合には県内55店舗を経営する27法人が加盟する。
3者協定は、災害発生時にシビックフォースが物資を調達、輸送し、パチンコ店の駐車場で避難所外避難者に提供する。
協定締結式が県庁であり、岸本周平知事、県遊技業協同組合の金貴如理事長、シビックフォースの根木佳織代表理事が協定書に署名した。金理事長は「業界として、災害時には一人でも多くの方を支援したい」、根木代表理事は「3者協定は日本で初めての取り組み。和歌山モデルとして全国に展開していきたい」と話した。
岸本知事は「能登半島地震でも避難所に行けず車で避難する人もいたが、そのような時、広い駐車場は頼りになる。パチンコ店に飛び込めば大丈夫だと県民に周知したい」と話した。
シビックフォースは行政や企業などと連携し、大規模災害時に被災地を支援する組織。都道府県と遊技業協同組合、災害支援組織が3者協定を結ぶのは全国で初めてという。
県と組合は2005年、全国の都道府県に先駆けて災害支援協力についての協定を締結していた。今回、被災者に水道、トイレ、非常用電源などの設備利用や、商品、備蓄物資を無償で提供するなどの項目を追加し、改めて協定を結んだ。組合には県内55店舗を経営する27法人が加盟する。
3者協定は、災害発生時にシビックフォースが物資を調達、輸送し、パチンコ店の駐車場で避難所外避難者に提供する。
協定締結式が県庁であり、岸本周平知事、県遊技業協同組合の金貴如理事長、シビックフォースの根木佳織代表理事が協定書に署名した。金理事長は「業界として、災害時には一人でも多くの方を支援したい」、根木代表理事は「3者協定は日本で初めての取り組み。和歌山モデルとして全国に展開していきたい」と話した。
岸本知事は「能登半島地震でも避難所に行けず車で避難する人もいたが、そのような時、広い駐車場は頼りになる。パチンコ店に飛び込めば大丈夫だと県民に周知したい」と話した。