田辺中・高の吹奏楽部が金賞
和歌山市の和歌山城ホールでこのほどあった、第53回県アンサンブルコンテスト(県吹奏楽連盟、朝日新聞社主催)で、高校生の部に出場した田辺中・高校吹奏楽部の木管八重奏のチームが金賞に入った。
コンテストは中学校、高校、職場一般の3部門がある。高校生の部には地区予選を通過した24チームが出場し、金賞10チーム、銀賞8チーム、銅賞6チームが選ばれた。田辺中・高校吹奏楽部からは木管八重奏のほかに、金管六重奏、打楽器五重奏の計3チームが出場した。
木管八重奏のチームは「トゥマルチュアス・エモーションズ」(田村修平作曲)を演奏。全体的にテンポが速く難易度が高い曲で、連符の多さや各自の楽器が目立つパート、緩急の差やリズムキープの難しい場面があったという。
練習では、緊張で演奏が早くなりがちなところを、メンバーが「落ち着いてやろう」と声をかけ合って一体感を生み出した。また、譜面の書き換えや楽曲に対するメンバーからの意見を積極的に取り入れ、聴いた人が引き込まれる雰囲気づくりにもこだわった。
本番は序盤に緊張でミスもあったが、最後まで気を抜かずに演奏できたという。
グループのリーダーを務めた高校2年生の藤田彰乃さんは「目標だった金賞に向けて、みんなで励まし合ったり悔しがったりしながら練習してきた。1人でも欠けたら完成しないと思えるくらい、良い演奏ができたと思う」と振り返った。
メンバーは次の皆さん。()内は担当楽器。
藤田彰乃(クラリネット)、小柳百花(ピッコロ)、中野春陽(クラリネット)、井澗遼太朗(アルトサックス)=以上、高校2年▽沖見涼(テナーサックス)、那須奏美(フルート)、山本詩夢(クラリネット)=以上、高校1年▽田中葵(バリトンサックス)=中学校3年
コンテストは中学校、高校、職場一般の3部門がある。高校生の部には地区予選を通過した24チームが出場し、金賞10チーム、銀賞8チーム、銅賞6チームが選ばれた。田辺中・高校吹奏楽部からは木管八重奏のほかに、金管六重奏、打楽器五重奏の計3チームが出場した。
木管八重奏のチームは「トゥマルチュアス・エモーションズ」(田村修平作曲)を演奏。全体的にテンポが速く難易度が高い曲で、連符の多さや各自の楽器が目立つパート、緩急の差やリズムキープの難しい場面があったという。
練習では、緊張で演奏が早くなりがちなところを、メンバーが「落ち着いてやろう」と声をかけ合って一体感を生み出した。また、譜面の書き換えや楽曲に対するメンバーからの意見を積極的に取り入れ、聴いた人が引き込まれる雰囲気づくりにもこだわった。
本番は序盤に緊張でミスもあったが、最後まで気を抜かずに演奏できたという。
グループのリーダーを務めた高校2年生の藤田彰乃さんは「目標だった金賞に向けて、みんなで励まし合ったり悔しがったりしながら練習してきた。1人でも欠けたら完成しないと思えるくらい、良い演奏ができたと思う」と振り返った。
メンバーは次の皆さん。()内は担当楽器。
藤田彰乃(クラリネット)、小柳百花(ピッコロ)、中野春陽(クラリネット)、井澗遼太朗(アルトサックス)=以上、高校2年▽沖見涼(テナーサックス)、那須奏美(フルート)、山本詩夢(クラリネット)=以上、高校1年▽田中葵(バリトンサックス)=中学校3年