山下さん(田辺中)全国入賞 きのこ料理コンクール全国大会、和歌山
第37回きのこ料理コンクール全国大会(日本特用林産振興会主催)が、東京都であり、田辺中学校1年の山下誠之介さん(13)=和歌山県上富田町岩田=の料理が服部栄養専門学校長賞と全国農業協同組合連合会代表理事長賞に選ばれた。県勢の入賞は3年連続になる。
応募1731点の中から選ばれた10県から11人(11点)が全国大会に出場した。11人は3日、都内の会場で調理し、料理研究家らが審査。おいしさ、料理のしやすさ、アイデアの斬新さなどが評価された。
山下さんの料理は「きのこ香るいが蒸し団子のうずみ~和歌山の山里風」。細かく刻んだシイタケ、エリンギ、キクラゲ、エノキ、マイタケに、鶏のひき肉や木綿豆腐、調味料を混ぜて団子状にし、もち米を表面に付けて蒸す。この団子を、昆布でだしを取ったすまし汁に入れて仕上げた。
自身はシイタケが少し苦手だが、この料理だと食べられるという。親子で楽しみながら調理できる点もアピールする狙いがあった。審査員からは、だしを丁寧に取っていた点や、多彩なキノコを使っていたことなどが評価された。
昨年末に出場が決まり、本番までに7回練習した。「本番では、だし汁はうまくいったけれど、団子が少し崩れてしまった。表彰で名前を呼ばれた時はびっくりした」と振り返った。小学生の時に料理教室へ通っていた経験があり、最近は自分で昼食用の弁当を詰めているという。
昨年と一昨年の大会で県から入賞したのは、紀南の有志らでつくるグループ「わかやま山の恵み研究所」。メンバーには山下さんの母・桃子さん(41)がいて、今回は山下さんが挑戦することになった。
◇
入賞した山下さんの作品は23日午前11時半~午後1時、すさみ町周参見1051の「仏坂和三郎茶屋」でランチメニューの一品として提供される。限定20食。料金は千円。
応募1731点の中から選ばれた10県から11人(11点)が全国大会に出場した。11人は3日、都内の会場で調理し、料理研究家らが審査。おいしさ、料理のしやすさ、アイデアの斬新さなどが評価された。
山下さんの料理は「きのこ香るいが蒸し団子のうずみ~和歌山の山里風」。細かく刻んだシイタケ、エリンギ、キクラゲ、エノキ、マイタケに、鶏のひき肉や木綿豆腐、調味料を混ぜて団子状にし、もち米を表面に付けて蒸す。この団子を、昆布でだしを取ったすまし汁に入れて仕上げた。
自身はシイタケが少し苦手だが、この料理だと食べられるという。親子で楽しみながら調理できる点もアピールする狙いがあった。審査員からは、だしを丁寧に取っていた点や、多彩なキノコを使っていたことなどが評価された。
昨年末に出場が決まり、本番までに7回練習した。「本番では、だし汁はうまくいったけれど、団子が少し崩れてしまった。表彰で名前を呼ばれた時はびっくりした」と振り返った。小学生の時に料理教室へ通っていた経験があり、最近は自分で昼食用の弁当を詰めているという。
昨年と一昨年の大会で県から入賞したのは、紀南の有志らでつくるグループ「わかやま山の恵み研究所」。メンバーには山下さんの母・桃子さん(41)がいて、今回は山下さんが挑戦することになった。
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入賞した山下さんの作品は23日午前11時半~午後1時、すさみ町周参見1051の「仏坂和三郎茶屋」でランチメニューの一品として提供される。限定20食。料金は千円。