ドローン飛んだ 不登校生がプログラミング、和歌山県田辺
NPO「ハートツリー」(和歌山県田辺市高雄1丁目)による不登校生を対象にしたパソコン教室の発表会が5日、田辺市芳養町の市立体育センターであった。小中学生4人がプログラミングした小型ドローンを飛ばし、保護者らに学習成果を披露した。
教室は不登校生が参加しやすく、将来の仕事にも役立つと企画した。小学2年生から中学2年生までの8人が、昨年10月から9回の講座でパソコンの操作を学んだほか、プログラミングを体験するなどしてICT(情報通信技術)に触れた。
最終回となる発表会ではドローンを宙返りさせたり、旋回して出発点と同じ地点に着陸させたりして、それぞれ工夫を凝らした飛行パターンを見せた。
うまくいかなかった場合も、各自がその場で解決策を考え、プログラミングを変更。何度も再挑戦し、飛行を成功させると笑顔を見せた。
プログラミングは、学校や民間のスクールで広く導入されている「スクラッチ」を使用。中学2年生の男子生徒は「プログラミングは今回の教室で初めて学んだ。最初は難しかったけど、こつはすぐにつかめた。この経験を生かしてまた何かできればうれしい」と話した。
講師で、紀南を拠点にするクリエーター集団「TETAU(テタウ)」の森脇碌さんは「パソコンの電源の入れ方も分からなかった子もいたが、想像以上の速さで成長してくれた。プログラミングはITスキルだけでなく、思考力や諦めない力が育つ。毎回2時間の講座も集中できていて、さまざまな可能性を感じた」とたたえた。
ドローンなどの機材、運営費用は田辺はまゆうロータリークラブから支援を受けた。ハートツリーの松下泰子理事長は「不登校の子どもたちがこんなに楽しむ姿が見られたのがうれしい。来年度も何とか実施できるよう、関係機関に働きかけたい」と話した。
教室は不登校生が参加しやすく、将来の仕事にも役立つと企画した。小学2年生から中学2年生までの8人が、昨年10月から9回の講座でパソコンの操作を学んだほか、プログラミングを体験するなどしてICT(情報通信技術)に触れた。
最終回となる発表会ではドローンを宙返りさせたり、旋回して出発点と同じ地点に着陸させたりして、それぞれ工夫を凝らした飛行パターンを見せた。
うまくいかなかった場合も、各自がその場で解決策を考え、プログラミングを変更。何度も再挑戦し、飛行を成功させると笑顔を見せた。
プログラミングは、学校や民間のスクールで広く導入されている「スクラッチ」を使用。中学2年生の男子生徒は「プログラミングは今回の教室で初めて学んだ。最初は難しかったけど、こつはすぐにつかめた。この経験を生かしてまた何かできればうれしい」と話した。
講師で、紀南を拠点にするクリエーター集団「TETAU(テタウ)」の森脇碌さんは「パソコンの電源の入れ方も分からなかった子もいたが、想像以上の速さで成長してくれた。プログラミングはITスキルだけでなく、思考力や諦めない力が育つ。毎回2時間の講座も集中できていて、さまざまな可能性を感じた」とたたえた。
ドローンなどの機材、運営費用は田辺はまゆうロータリークラブから支援を受けた。ハートツリーの松下泰子理事長は「不登校の子どもたちがこんなに楽しむ姿が見られたのがうれしい。来年度も何とか実施できるよう、関係機関に働きかけたい」と話した。