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母校の味、忘れないで 卒業祝いは梅焼き鳥、和歌山県神島高

後輩(左)から梅焼き鳥を受け取る神島高校3年生=2月28日、和歌山県田辺市文里2丁目で
後輩(左)から梅焼き鳥を受け取る神島高校3年生=2月28日、和歌山県田辺市文里2丁目で
 神島高校(和歌山県田辺市文里2丁目)で2月28日、生徒会と商品開発プロジェクト「神島屋」が、卒業を控えた3年生約240人に梅焼き鳥を2本ずつプレゼントした。先輩への感謝を伝えるとともに、「母校の味」を覚えていてほしいとの思いを込めてサプライズで企画した。焼き鳥を頬張る3年生から笑顔があふれた。

 卒業式を3日に控え、この日は予行練習があった。梅焼き鳥は神島屋名物だが、活動に携わっていない生徒の中には、食べたことがない人も多い。3年生からは「初めて食べた」「めっちゃおいしい」といった声が上がった。

 生徒会長の楠谷日菜さんは「3年生にささやかでも、お礼がしたいと思っていた。喜んでもらえ、うれしい。卒業は寂しいけれど、いい思い出がプレゼントできた」と話した。

 3年生の栄祐太朗さんは「梅焼き鳥はもちろん知っていたけれど、これまで食べる機会がなかった。本当においしくて、人気なのがよく分かった。京都の大学に進学する。たくさんの思い出とこの味を忘れずに頑張りたい」と後輩に感謝した。

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