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中辺路のカフェで絵画展

作品展への思いを語る大木ジョージさん(田辺市中辺路町温川で)
作品展への思いを語る大木ジョージさん(田辺市中辺路町温川で)
 田辺市中辺路町温川の「パラダイスカフェ」で、元高校美術教諭の大木ジョージ(本名・譲司)さんの絵画展「アツマレヒロガレ」が始まった。フルイド(流動体)アートの抽象画大小約100点を展示している。22日まで。

 大木さんは、作品販売の収益90%を子どもの支援活動をしている団体に寄付する「%90 challenges(チャレンジズ)」というプロジェクトに取り組んでいる。今回は第3弾。タイトルには「みんなの気持ちが集まり、広がり子どもたちに届けばいい」との思いを込めた。

 流動体が描く模様は見る人によって、さまざまなイメージを生み出す。例えば渦巻き状に描いた作品は「集まっているようでもあり、広がっているようでもある。後付けだけれど、今回のテーマに合っている」と話す。

 9月に白浜町で個展を開いたばかり。急きょ決まった今回の作品展に向け、約2カ月で多くの新作を仕上げた。10センチ×10センチの小さな作品も目立つ。手に取ってもらいやすさを意識したという。

 「でも、まずはいろいろな人に見てもらうことから。景色のいいカフェでくつろぎながら、作品に触れてもらえればうれしい」と来場を呼びかけている。

 展示は午前11時~午後5時。定休日は月、火曜。入場は無料。問い合わせはパラダイスカフェ(0739・64・0888)へ。

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