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動物との触れ合い楽しむ 障害児ら4千人招待、和歌山・白浜アドベンチャーワールド

ミニチュアホースと記念撮影をする子どもたち(6日、和歌山県白浜町で)
ミニチュアホースと記念撮影をする子どもたち(6日、和歌山県白浜町で)
 和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」で6日、障害がある子どもとその家族を無料で招待するイベント「ドリームデイ・アット・ザ・ズー2024」(実行委員会主催)があった。新潟県から広島県までの全国各地から約千組4千人が来園し、動物との触れ合いを楽しんだ。

 全ての人が共に理解を深め合い、助け合って生きる社会の実現を目指して園を貸し切って開催している。今年で7回目。

 秋晴れの下、参加者はイルカとクジラのパフォーマンスやジャイアントパンダを観覧したり、シロサイやカバに餌をやったりして楽しい時間を過ごした。

 イベントには42企業が協賛。運営資金を集めるために実施したクラウドファンディングでは、約220万円(185件)が集まった。ボランティアスタッフ70人が運営に協力。32団体がイベント出展し、ワークショップやゲームなどで来園者を楽しませた。

 子ども2人と妻の家族4人で参加した清瀧裕也さん(42)=兵庫県宝塚市=は「ゾウとウサギが好きな子どもたちは、今日のイベントをずっと楽しみにしていたので、すごく楽しそうだった。園内にはスタッフが多くいてくれたので、安心して回れた」と話した。

 実行委員長の中尾建子副園長は「多くの方に支えてもらって成り立っているイベント。まずは無事に開催できてほっとしている。園内の至る所で楽しそうな顔を見られて本当にうれしく感じた」と語った。

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