昔ながらの風景再現 和歌山県田辺市で5年ぶり「わら塚」登場
和歌山県田辺市中辺路町近露の田んぼに、稲わらを積み上げて作った「わら塚」が登場した。11月3日に開く地域の恒例イベント「近野まるかじり体験」(実行委員会主催)をアピールするためのもので、コロナ禍などもあって5年ぶり。熊野古道が通る山里に、昔ながらの風景を再現している。
わら塚は家畜の餌や肥料などにする稲わらを保存しておくためのもので、地元では「ススキ」と呼ばれる。
今年は実行委員会が近野小学校児童らの協力を得て、熊野古道なかへち美術館近くの田んぼに高さ3メートルほどのわら塚を三つ作った。かわいらしい姿のかかしも飾り付けた。
実行委員長の鉄山富弥雄さん(59)=中辺路町野中=は「地域の方々や手伝ってくれた子どもたちのおかげで無事にわら塚が完成した。長年続く近野まるかじり体験に、多くの方にお越しいただければうれしい」と話している。
わら塚は家畜の餌や肥料などにする稲わらを保存しておくためのもので、地元では「ススキ」と呼ばれる。
今年は実行委員会が近野小学校児童らの協力を得て、熊野古道なかへち美術館近くの田んぼに高さ3メートルほどのわら塚を三つ作った。かわいらしい姿のかかしも飾り付けた。
実行委員長の鉄山富弥雄さん(59)=中辺路町野中=は「地域の方々や手伝ってくれた子どもたちのおかげで無事にわら塚が完成した。長年続く近野まるかじり体験に、多くの方にお越しいただければうれしい」と話している。