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万博「ガンダム」パビリオン新情報発表 新しい「宇宙世紀」表現、モビルスーツは“新たな役割”【STORY全文】

実物大ガンダム像「RX-78F00/E ガンダム」(C)ORICON NewS inc.
実物大ガンダム像「RX-78F00/E ガンダム」(C)ORICON NewS inc.
 バンダイナムコホールディングスは23日、大阪・夢洲の「大阪・関西万博」会場予定地で、同社パビリオン『GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION』の実物大ガンダム像を初披露。あわせて、パビリオンについて新情報を発表した。

【写真】まさに頭が体に設置される瞬間!実物大ガンダム像

 『GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION』は、未来のスペースエアポートをイメージした外観。その横には、全高約17メートルの実物大ガンダム像「RX-78F00/E ガンダム」が鎮座する。

 展示では、ガンダムシリーズが描いてきた「宇宙での暮らし」や「まだ実現していない科学技術」を新たな未来の可能性として捉え、臨場感のある完全新規映像と、フェーズ0から7までの空間によって描きだす。

 その中では、人々が軌道エレベーターで気軽に宇宙ステーションへ移動して「宇宙で暮らすことが当たり前になった未来」を体験できる。モビルスーツは、人類と共存する存在として「新たな役割」を持った姿で登場する。

■STORY
1979年に放送された『機動戦士ガンダム』は人類が宇宙に住む架空の時代「宇宙世紀(Universal Century)」を舞台にモビルスーツ「ガンダム」が存在する世界を描いてきました。

そこで描かれた宇宙は、今ある世界から遠くはない、未来観―

映像の中にしか存在しなかった「ガンダム」を、この現実世界で動かしてみたい。そんな多くの人の夢が原動力となり 2020年、18メートルの「動くガンダム」が横浜に実現しました。

熱い想いと技術が、アニメーションで描いた世界を、ほんの少しだけ垣間見せてくれました。「宇宙世紀」への小さな小さな入口です。

私たちは、この現実世界において「宇宙世紀」を新たに捉えなおし「ガンダム」と「未来技術」を掛け合わせることにより、未来の夢と希望をテクノロジーによって現実化するプログラムを進めてきました。

世界から人々が集う大阪・関西万博では横浜の「動くガンダム」で見えた未来へのイメージをもう一歩進めて皆さんと共有したい。

軌道エレベーターで気軽に宇宙ステーションへ移動したり モビルスーツが人類と共存する身近な存在になっていたり。「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」は、宇宙での暮らしが当たり前になった世界を描き出します。

パビリオンで、「ガンダム」の描く新しい宇宙体験をした後に、再び向き合う実物大ガンダム像。空に向かって手を高く掲げ、天を指し示す姿はその先にある未来を見据え、人類と共に新たな宇宙時代を切り拓く姿を表しています。

人が宇宙で生活する未来は少しずつ、でも着実に近づいています。その時「ガンダム」は兵器としてではなく私たちと共に生きるものとして、そこにある、と信じています。

それは、新しい「宇宙世紀」という未来―。

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