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万博「日本館」ユニフォーム初披露 「日本の美意識を纏う」着物風で年齢・性別問わず 風呂敷で持ち運び

大阪・関西万博「日本館」アテンダンド・ユニフォーム披露
大阪・関西万博「日本館」アテンダンド・ユニフォーム披露
 経済産業省は17日、来年4月に開幕する大阪・関西万博「日本館」(日本政府館)のアテンダントユニフォームを公開。「日本の美意識を纏う(まとう)」をコンセプトに、着物の構造をもとに、年齢や性別を問わないデザインとなった。

【写真】足元は草履風、風呂敷で持ち運び… 万博「日本館」アテンダントユニフォーム

 デザインは、ファッションブランド「POSTELEGANT」(ポステレガント)などを手がけるクリエイティブディレクターの中田優也氏が担当。日本の文化を生かし、統一感を持ちながらも着る人の個性を引き出すものとなった。

 着物を意識したパンツスタイルで、帯状のベルトで自在にサイズを調整することで、個々の体型にフィットする。また、風呂敷でまとめて持ち運びできる。

 素材は、リサイクルしやすいモノマテリアル(単一素材)を採用。ユニフォームは万博終了後に回収され、フラワーポットなどへ再商品化(マテリアルリサイクル)を検討する。

 日本館来館者の案内を担当するアテンダントは、今年4月24日から7月31日まで募集され、2695人が応募、約10倍の競争を経て、18歳から70歳まで約270人が内定した。関西地域にとどまらず、九州や東北などさまざまな地域から選出され、多様なバックグラウンドを生かして日本館を訪れる国内外の来場者をもてなす。

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