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名車が護摩壇山走る クラシックカー 和歌山で走行イベント

コース途中の「道の駅ごまさんスカイタワー」の駐車場で一息入れる参加者(和歌山県田辺市龍神村で)
コース途中の「道の駅ごまさんスカイタワー」の駐車場で一息入れる参加者(和歌山県田辺市龍神村で)
 高野龍神スカイライン(国道371号)などをクラシックカーが走るイベント「ヴェトロモンターニャ高野山2024」が12、13日にあった。12日には護摩壇山(和歌山県田辺市龍神村)周辺を、愛好者らが景観を楽しみながら走行した。

 ヴェトロモンターニャ高野山主催。タイムを競ったり、連なって走ったりするのではなく、クラシックカーの愛好者にゆったりと紀州路を走って楽しんでもらおうと毎年開いている。

 MG、シトロエン、BMW、アストンマーティン、メルセデス・ベンツ、アルファロメオ、ランチア、オースチン・ヒーレー、ロータス、ランボルギーニ、フェラーリなど世界の名車が参加した。

 12日は高野山大学駐車場(高野町)を出発。昼前にはコース途中の護摩壇山山頂近くの「道の駅ごまさんスカイタワー」で休憩し、駐車場に名車がそろった。

 水色のMGAで、高校生の孫を連れてきたという大阪府大阪狭山市の会社経営井上芳光さん(77)は「5回目から参加している。オープンカーなので、天気に恵まれた中、空気のきれいな高野龍神スカイラインを走ることができて最高の気分」と話した。

 午後は龍神村龍神の宿泊施設「季楽里龍神」を出発し、みなべ町「グランドメルキュール和歌山みなべリゾート&スパ」に向かった。13日にはホテルを出発後、国道42号、311号を通って熊野本宮大社などを訪れ、午後には湯浅町内のゴールに着いた。

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