和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

花芽の伸長、前年の123% 南高梅調査

 和歌山県みなべ町で9日、町内の2020年産南高梅を対象とした「ウメ花芽伸長調査」があった。町内全体の平均値は前年同期の123%の伸長率だった。

 同年産では3回目の調査。町うめ課とJA紀州みなべ営農販売センター、日高振興局農業水産振興課の職員が、南部地区から清川地区まで26カ所の梅園地の基準木の小枝から、それぞれ30個のつぼみを取り、一つ当たりの重量を測って開花時期を予測した。開花始めは全体の20%が開花した日、満開は全体の80%が開花した日としている。

 つぼみの重さの町内全体の平均値は25・7ミリグラム。前年同期(20・9ミリグラム)と比べて123%の伸長率だった。過去10年の平均値(24・2ミリグラム)と比べると106%。この結果から、現時点で予測される開花始めを2月上旬から、満開期を2月中旬以降としている。

 地区別にみると、南部25・4ミリグラム(前年同期比140%)、上南部24・7ミリグラム(同150%)、高城27・8ミリグラム(同84%)、清川27・0ミリグラム(同109%)だった。

 ウメ花芽伸長調査の最終は、今月24日にする予定。

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