花をつけた梅(7日、和歌山県みなべ町山内で)
和歌山県みなべ町山内の梅畑で南高梅の花が咲き始めている。同じ梅畑にある交配樹も花をつけ始め、一足早く春の訪れを告げている。
畑を所有する同町気佐藤の農業、花村初太郎さん(62)によると、この場所は千里の浜から約200メートルの日当たりが良い丘で、山間部と比べて毎年開花が早い。昨年末から気温の高い日があり、今年は5日に開花。例年より10日ほど早いという。
大寒(今年は20日)の前に咲くと結実に影響があるといわれることから、花村さんは「受粉後に厳しい寒波があるのかどうか、今後の天候に注意していく」と話している。