白浜はまゆう病院を大規模改修 21年3月完成
和歌山県白浜町の白浜医療福祉財団(理事長=井澗誠白浜町長)は、白浜はまゆう病院南館の改修を始めた。総事業費は町負担分も含め約15億円。2021年3月に完成する予定で、病院は「入院患者になるべく負担が掛からないように進めたい」と話す。
南館は鉄筋コンクリート地上5階、地下1階の構造で1999年3月の完成。延べ床面積は6640平方メートル。1階は訪問看護ステーションなど、2階は保健センターなど、3~5階は病棟などになっている。建物の耐震性に問題はないが、一部でひび割れや水漏れなどが起きているという。
改修では、外装や内装、空調設備、配管などを一新する。併せて、4階の介護療養病棟(50床)は2020年4月から介護医療院(48床)に転換する。これによって、病院では県地域医療構想の対象となる医療の病床数を48減らすことになる。しかし、実際の病床数は258で変わらない。
南館の改修は、ここ数年の懸案だった。病院では16年7月にプロジェクト委員会を設置。改修や病棟の転換などについて協議を進めていた。
はまゆう病院は、本館と南館で構成。耐震強度が基準に満たず、老朽化していた旧本館は、施工ミスによる中断を経て、13年に建て替え工事が完了している。
財団の18年度事業報告・決算書によると、白浜はまゆう病院の入院患者延べ数は8万4492人、外来患者延べ数は7万7622人。収益から費用を差し引いた当期利益は3044万円だった。
■中央保健センター改修 白浜町
病院南館の改修に伴い、白浜町は、南館2階にある町中央保健センター(床面積739平方メートル)も改修する。
トイレの洋式化、空調設備や給排水設備の更新などを計画している。外装や内装など病院と共用する部分については、面積に応じた費用を負担する。
事業費は4021万円。費用を盛り込んだ町一般会計補正予算案は、町議会12月定例会で可決された。
南館は鉄筋コンクリート地上5階、地下1階の構造で1999年3月の完成。延べ床面積は6640平方メートル。1階は訪問看護ステーションなど、2階は保健センターなど、3~5階は病棟などになっている。建物の耐震性に問題はないが、一部でひび割れや水漏れなどが起きているという。
改修では、外装や内装、空調設備、配管などを一新する。併せて、4階の介護療養病棟(50床)は2020年4月から介護医療院(48床)に転換する。これによって、病院では県地域医療構想の対象となる医療の病床数を48減らすことになる。しかし、実際の病床数は258で変わらない。
南館の改修は、ここ数年の懸案だった。病院では16年7月にプロジェクト委員会を設置。改修や病棟の転換などについて協議を進めていた。
はまゆう病院は、本館と南館で構成。耐震強度が基準に満たず、老朽化していた旧本館は、施工ミスによる中断を経て、13年に建て替え工事が完了している。
財団の18年度事業報告・決算書によると、白浜はまゆう病院の入院患者延べ数は8万4492人、外来患者延べ数は7万7622人。収益から費用を差し引いた当期利益は3044万円だった。
■中央保健センター改修 白浜町
病院南館の改修に伴い、白浜町は、南館2階にある町中央保健センター(床面積739平方メートル)も改修する。
トイレの洋式化、空調設備や給排水設備の更新などを計画している。外装や内装など病院と共用する部分については、面積に応じた費用を負担する。
事業費は4021万円。費用を盛り込んだ町一般会計補正予算案は、町議会12月定例会で可決された。