過去10年で最大級の流行 手足口病、和歌山県内で警報レベル
子どもを中心に感染し、口の中や手足などに水疱(すいほう)性の発疹が出る「手足口病」が和歌山県内で警報レベルに入り、過去10年で最大級の流行となっている。特に田辺保健所管内に多く、定点医療機関の平均患者数は、6月上旬に警報基準値(5人)を超え、第27週(7月1~7日)は23・25人まで増えた。
県内の決められた30小児科医療機関から毎週、患者数が県に報告されている。平均5人以上で警報レベルとなり、2人を下回ると解除される。第27週は10・90人。第20週(5月13~19日)から増加が続いており、第23週(6月3~9日)から警報レベルとなっている。
田辺は第21週(5月20日~26日)から患者報告がある。第23週に7・75人と警報レベルに入り、その後も増加。第27週は前週より2・25人増えた。
田辺以外の第27週の保健所管内別の平均患者数は、和歌山市14・56人、湯浅11・00人、海南8・50人、岩出8・00人、橋本5・25人、新宮4・50人。御坊(1・00人)と串本(ゼロ)以外は警報レベルとなっている。
全国的にも増加しており、第27週の定点当たり平均患者数は11・46人(前週8・47人)となっている。
県によると、手足口病は数年に1度流行しているが、7月下旬ごろにピークとなり、夏休みに入ってから患者数が減少する傾向がある。今期も間もなくピークを迎え、落ち着いていくと考えられる。
感染経路は、飛沫(ひまつ)感染と接触感染、ふん口感染。アルコール消毒は効きにくい特徴があるといい、県はせっけんでの十分な手洗いや適切な便の処理、タオルの共用を避けることなど、感染対策を呼びかけている。
県内の決められた30小児科医療機関から毎週、患者数が県に報告されている。平均5人以上で警報レベルとなり、2人を下回ると解除される。第27週は10・90人。第20週(5月13~19日)から増加が続いており、第23週(6月3~9日)から警報レベルとなっている。
田辺は第21週(5月20日~26日)から患者報告がある。第23週に7・75人と警報レベルに入り、その後も増加。第27週は前週より2・25人増えた。
田辺以外の第27週の保健所管内別の平均患者数は、和歌山市14・56人、湯浅11・00人、海南8・50人、岩出8・00人、橋本5・25人、新宮4・50人。御坊(1・00人)と串本(ゼロ)以外は警報レベルとなっている。
全国的にも増加しており、第27週の定点当たり平均患者数は11・46人(前週8・47人)となっている。
県によると、手足口病は数年に1度流行しているが、7月下旬ごろにピークとなり、夏休みに入ってから患者数が減少する傾向がある。今期も間もなくピークを迎え、落ち着いていくと考えられる。
感染経路は、飛沫(ひまつ)感染と接触感染、ふん口感染。アルコール消毒は効きにくい特徴があるといい、県はせっけんでの十分な手洗いや適切な便の処理、タオルの共用を避けることなど、感染対策を呼びかけている。