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龍の彫刻 お出迎え 辰年ちなみ、龍神村の宿泊施設、和歌山県田辺市

まごころの宿丸井では、親子の龍を彫刻した作品を玄関に置いている(和歌山県田辺市龍神村西で)
まごころの宿丸井では、親子の龍を彫刻した作品を玄関に置いている(和歌山県田辺市龍神村西で)
 今年の干支(えと)「辰(たつ)」にちなみ、和歌山県田辺市龍神村にある五つの宿泊施設がそれぞれ、紀州材を使った龍の彫刻を置いて宿泊客らを迎えている。

 彫刻は、チェーンソーアート元世界チャンピオンの城所ケイジさん(龍神村柳瀬)が手がけた作品。辰年に合わせて、地元の木材を使った作品で歓迎しようと、城所さんの協力を得て作品の設置を始めた。

 作品を置いているのは、まごころの宿丸井(龍神村西)、美人亭(龍神)、がまの湯田舎宿川口(小家)、民宿せせらぎ(湯ノ又)、民宿旅館ささゆり(龍神)。

 このうち、まごころの宿丸井では、親子の龍が仲良く見つめ合う彫刻作品を玄関に置いている。女将(おかみ)の寒川淑子さん(89)は「親子の龍が会話しているような、かわいらしい作品。来てくれたお客さまに楽しんでもらえたら」と話している。ゆくゆくは、龍神村内で他にも設置施設を増やしていきたいという。
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