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もっと好きに カエル展 エビとカニの水族館、和歌山県すさみ町

カエルの仲間など10種約30匹を展示(和歌山県すさみ町江住で)
カエルの仲間など10種約30匹を展示(和歌山県すさみ町江住で)
シュレーゲルアオガエル
シュレーゲルアオガエル
 和歌山県すさみ町江住にある「エビとカニの水族館」は、梅雨の時季に合わせ、カエルの仲間を中心に10種約30匹を展示する特別展「もっと好きに 変える、かえる、カエル展」を開いている。7月15日まで。

 施設入り口付近にある「海の環境学習館」の水槽で、展示しているカエルの仲間は、ニホンアマガエル▽シュレーゲルアオガエル▽カジカガエル▽ニホンヒキガエル▽ツチガエル。外来種のような名前のシュレーゲルアオガエルは、日本の固有種。ニホンアマガエルに似ているが、耳の横に黒い線がないことなどで見分けられる。

 カエルに縁のある海の生き物として、アサヒガニ▽オオモンカエルアンコウ▽アメフラシの仲間▽カエルウオを展示。カエルを追ってこの時季現れる「幻のヘビ」シロマダラも展示している。ほとんどは同館スタッフが町内で捕獲した。

 この企画展を担当した飼育員の本多正樹さん(25)は「じっくり観察して、もっとカエルに興味を持ってもらえればうれしい」と話している。

 開館時間は午前9時~午後5時(最終入館午後4時20分)。年中無休。問い合わせは水族館(0739・58・8007)へ。

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