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アユ漁が解禁 初日から多くの釣り人、和歌山県日置川

解禁初日から日置川で竿を伸ばす釣り人(26日、和歌山県田辺市中辺路町近露で)
解禁初日から日置川で竿を伸ばす釣り人(26日、和歌山県田辺市中辺路町近露で)
 和歌山県の田辺市や白浜町を流れる日置川で26日、アユ漁が解禁された。初日から多くの釣り人がさおを伸ばして、「友釣り」を楽しんでいた。

 友釣りは、アユの縄張りをつくる習性を利用した釣り。掛け針を付けたおとりのアユを泳がせて、追い払おうと攻撃してきたアユを引っかける。

 田辺市中辺路町近露では、解禁初日から早速何人もの釣り人が川に入り、アユを狙った。

 友人3人で訪れ、午前9時ごろから釣り始めたという大阪府東大阪市の男性(84)は「アユ釣りが唯一の趣味で、日置川には40年以上前から毎年来ている。車で来やすく、近露は本当に良い場所。これから夏にかけてアユもよく育ってくると思うので、また釣りに来たい」と語った。

 県内水面漁連によると、周辺河川では日高川ですでにアユ漁が解禁されている。また、富田川や古座川などが6月1日から解禁となる。

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