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リスザル赤ちゃん誕生 和歌山・白浜アドベンチャーワールド

母の背中にしがみつくコモンリスザルの赤ちゃん(アドベンチャーワールド提供)
母の背中にしがみつくコモンリスザルの赤ちゃん(アドベンチャーワールド提供)
 和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」で、コモンリスザルの赤ちゃんが1匹誕生した。施設では初めて。

 施設によると、2020年3月に営業を終了したみさき公園(大阪府)から搬入したリスザル5匹(雄1匹、雌4匹)の群れのうちの1匹が、18日に出産した。

 赤ちゃんは体長約15センチで、体重は推定70~100グラム。性別は未確認。父親は7歳、母親は10歳。

 母子ともに健康状態は良く、赤ちゃんが母親に力強くしがみついている様子が確認できている。子育ての様子は、施設のふれあい広場内「モンキー×モンキー」で公開している。

 コモンリスザルの生息地は、南アメリカ北部。妊娠期間は約6カ月で、通常1匹出産する。寿命は野生で10~15年、飼育で15~20年。体長25~35センチ、体重は0・7~1・1キロに成長する。雑食性で果実や昆虫などを食べる。

 施設は「赤ちゃんの成長を温かく見守ってください」と話している。

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