和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」で暮らすジャイアントパンダの雌「楓浜(ふうひん)」が22日、3歳の誕生日を迎えた。施設は、これからも元気に育ってほしいとの願いを込めて「楓(かえで)」と「3」の形をした氷などをプレゼントした。
楓浜は、新型コロナウイルスの影響で、共同繁殖研究を行う中国・成都ジャイアントパンダ繁育研究基地から中国人研究員が来られなかったため、初めて日本人スタッフのみで誕生させたパンダ。父親は「永明(えいめい)」、母親は「良浜(らうひん)」。体重157㌘で誕生した。1日時点で91・6㌔にまで成長している。
プレゼントの氷で遊ぶ楓浜(22日、和歌山県白浜町で)