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原田龍二さんらが田辺の魅力発信 映像で紹介、和歌山

真砂充敏市長(右)と面談する俳優の原田龍二さん(中央)と七海薫子さん=和歌山県田辺市役所で
真砂充敏市長(右)と面談する俳優の原田龍二さん(中央)と七海薫子さん=和歌山県田辺市役所で
 和歌山県田辺市をPRしようと、市民有志やプロの映像制作者らでつくる「紀州発信プロジェクト」が、映像作品の制作に取り組んでいる。俳優の原田龍二さんや、すさみ町出身の俳優七海薫子さんらが地域の魅力を取材。全国に発信するという。


 原田さんや七海さんは、県内を舞台にした映画「紀州騎士~きしゅうでないとぉ!~」(2021年公開)に出演。その製作をした団体が前身となり、昨年10月にプロジェクトが発足した。

 今回の映像作品は、天神崎やひき岩群、大斎原(おおゆのはら)、南方熊楠顕彰館など市内各地で撮影。「餅つかぬ里」として知られる同市鮎川の小川地区でインタビューするなど、地域住民とも交流している。

 撮影に当たり、武蔵坊弁慶に扮(ふん)した原田さんらが市役所の真砂充敏市長と面談。真砂市長は「熊野は古くから何人をも受け入れてきた聖地。多様性や寛容の精神など、今日的なキーワードがこの地にはある」などと紹介した。

 原田さんは「田辺はただ海や山が美しいだけではなく、学びがある。旅心をくすぐられる場所で、もっと知りたくなる」とその魅力を語った。

 映像作品は今後、ユーチューブなどで公開する予定。

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