平安衣装で熊野詣でを体験 世界遺産20周年へ、和歌山・那智勝浦町で新たなイベント
和歌山県那智勝浦町の那智勝浦観光機構は、来年の世界遺産登録20周年を前に新たなイベントを展開する。平安衣装を着て熊野古道「大門坂」を歩き、熊野那智大社や那智山青岸渡寺を訪ねる体験型イベント「世界遺産 熊野那智詣」を今月下旬と来月上旬に開く。これまで行われていた平安時代の熊野詣でを行列で再現する秋の恒例イベント「あげいん熊野詣」は終了となった。
「あげいん熊野詣」は、1985年に始まってコロナ禍前の2019年まで行われた。観光機構は「町内だけの催しのようになってしまっていた。海外や県外のお客さまをさらに呼び込みたい」と、リニューアルを計画。世界遺産登録20周年や25年の大阪・関西万博に向けて、新たな体験型イベントに移行することにしたという。
イベントは26日と12月3日にある。同町市野々にある大門坂観光案内所に集合し、午前9時半に出発。語り部の案内で大門坂を歩き、那智大社を正式参拝して、青岸渡寺の行者堂で特別護摩供を体験する。もうでそばやお滝もち、色川茶の振る舞いもある。那智の滝のそばにある飛瀧神社も訪ね、午後2時半ごろに終了する予定。
参加費は1人3800円で、平安衣装の着付けをする場合は1人5800円。特典として扇子や手拭い、町内の飲食店などで使える500円の割引券などがもらえる。完全予約制で、観光機構のホームページから参加申込書を入手できる。
観光機構は「那智山の魅力を肌で感じていただけるイベントになると思う。あげいん熊野詣の良いところを取り入れながら、新しいイベントを創出していきたい」と話している。
問い合わせは那智勝浦観光機構(0735・52・6153)へ。
「あげいん熊野詣」は、1985年に始まってコロナ禍前の2019年まで行われた。観光機構は「町内だけの催しのようになってしまっていた。海外や県外のお客さまをさらに呼び込みたい」と、リニューアルを計画。世界遺産登録20周年や25年の大阪・関西万博に向けて、新たな体験型イベントに移行することにしたという。
イベントは26日と12月3日にある。同町市野々にある大門坂観光案内所に集合し、午前9時半に出発。語り部の案内で大門坂を歩き、那智大社を正式参拝して、青岸渡寺の行者堂で特別護摩供を体験する。もうでそばやお滝もち、色川茶の振る舞いもある。那智の滝のそばにある飛瀧神社も訪ね、午後2時半ごろに終了する予定。
参加費は1人3800円で、平安衣装の着付けをする場合は1人5800円。特典として扇子や手拭い、町内の飲食店などで使える500円の割引券などがもらえる。完全予約制で、観光機構のホームページから参加申込書を入手できる。
観光機構は「那智山の魅力を肌で感じていただけるイベントになると思う。あげいん熊野詣の良いところを取り入れながら、新しいイベントを創出していきたい」と話している。
問い合わせは那智勝浦観光機構(0735・52・6153)へ。