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【動画】名車、秋の「紀州の屋根」走る 和歌山県で「ヴェトロモンターニャ高野山2023」

 冷たい雨が降った14日、高野龍神スカイライン(国道371号)をクラシックカー55台が走るイベント「ヴェトロモンターニャ高野山2023」があった。護摩壇山(和歌山県田辺市龍神村)では紅葉が始まっており、参加者は「秋を感じられた」と満足そうだった。この後みなべ町のホテルに向かい、15日はゴールの湯浅町を目指した。

 このイベントは1992年から毎年開催している。時間を競ったり、連なって走ったりするのではなく、クラシックカーの愛好者にゆったりと紀州路を走って楽しんでもらおうと開いている。

 今回は、1970年までのイギリスの「ロータス」「MG」「モーガン」、イタリアの「ランチア」「ランボルギーニ」「フェラーリ」、ドイツの「BMW」、フランスの「ルノー」などの名車がずらり。

 14日はスタートの高野山(高野町)を出発、護摩壇山山頂付近のごまさんスカイタワーで休憩し、昼ごろに龍神村龍神の宿泊施設「季楽里龍神」に到着。その後、みなべ町山内のホテル&リゾーツ和歌山みなべを目指した。このイベントでは参加費の一部とオークションの売上金全てが音の出る信号機設置のために寄付された。

 大阪府から赤のランボルギーニカウンタックで参加した歯科医師の園田真規さん(56)は「毎年参加している。高野龍神スカイラインは、眺めが良くて走りがいのあるコース」と話した。



ごまさんスカイタワーの駐車場に集まった多くのクラシックカー(和歌山県田辺市龍神村で)
ごまさんスカイタワーの駐車場に集まった多くのクラシックカー(和歌山県田辺市龍神村で)
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