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インドネシアから研修生 白浜の近大水産研究所

岡田貴彦・近大水産養殖種苗センター長(右)から記念品を受け取る研修生=和歌山県白浜町の水産研究所で
岡田貴彦・近大水産養殖種苗センター長(右)から記念品を受け取る研修生=和歌山県白浜町の水産研究所で
 和歌山県白浜町にある近畿大学の水産研究所と水産養殖種苗センターで、水産飼料や養殖魚の生産・販売を展開するインドネシアの企業「スリ・タニ・ペムカ」の4人が研修生として種苗の生産や海面養殖の技術を学んでいる。4人は来年7月まで滞在する。

 1日には研究所で歓迎式典があった。センターと同社は4月、ウナギ養殖技術の確立を目指し、人材交流などに取り組むとの覚書を交わしていた。

 4人は、センターの白浜(白浜町)、浦神(那智勝浦町)両事業場に分かれてマダイの種苗生産を学ぶほか、関連する講義も適宜、近大の教員から受ける。マダイを取り扱うのは、採卵や温度管理、餌、選別などの工程が他魚種でも生かせるためという。
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