和歌山県に熱帯チョウ飛来 クロマダラソテツシジミ、幼虫がソテツ新芽食べる
幼虫がソテツの新芽を食べる熱帯チョウ「クロマダラソテツシジミ」が紀南地方に飛来している。県立自然博物館によると、県内での越冬は確認されておらず、南方から来ていると考えられている。
羽を広げても2・5センチほどの小さなチョウだが、飛行能力は高い。
白浜町などの施設や道路脇に植えられているソテツの周りでは、成虫が飛び交っている。雄同士が争ったり、縄張りを持って雌を待ったりしている。11月ごろまで繁殖を繰り返す。幼虫は全長1・5センチ前後。
本来、南アジアから東南アジアの熱帯地域に分布する。2000年代に南西諸島で定着が確認され、県内では15年ほど前に太地町で初めて見つかった。以来、県内各地で目撃されるようになった。紀南では毎年のように飛来しており、今年は多いと推測されている。
羽を広げても2・5センチほどの小さなチョウだが、飛行能力は高い。
白浜町などの施設や道路脇に植えられているソテツの周りでは、成虫が飛び交っている。雄同士が争ったり、縄張りを持って雌を待ったりしている。11月ごろまで繁殖を繰り返す。幼虫は全長1・5センチ前後。
本来、南アジアから東南アジアの熱帯地域に分布する。2000年代に南西諸島で定着が確認され、県内では15年ほど前に太地町で初めて見つかった。以来、県内各地で目撃されるようになった。紀南では毎年のように飛来しており、今年は多いと推測されている。