【動画】マダライルカの赤ちゃん誕生 和歌山県太地町立くじらの博物館で初、全国でも数例
和歌山県太地町立くじらの博物館(太地町太地)は27日、マダライルカの赤ちゃんが誕生したと発表した。生後約1カ月で、母子ともに順調。全国的に飼育環境下での出産は数例で、同博物館では初めてという。
博物館によると、マダライルカは最大体長約260センチ、最大体重約120キロ。温帯から熱帯の外洋に分布し、大きな群れをつくる。細い吻(口)と成長とともに増える斑点模様が最大の特徴で、名前の由来になっている。神経質で飼育が難しく、国内での飼育頭数も比較的少ないという。
母親の「ラナ」(推定年齢20歳、体長200センチ、推定体重103キロ)が7月25日午前0時26分に、繁殖用のいけすで出産した。父親は「リオ」(推定年齢14歳、体長190センチ、推定体重79キロ)。
赤ちゃんは雌で現在、体長約85センチ、推定体重8キロ。母親と子育てをサポートする乳母役である雌のシワハイルカに付き添われながら、いけすの中を元気に泳ぎ回っている。
一般公開は今のところ未定だが、母子の様子は博物館の公式インスタグラムなどで紹介する予定。稲森大樹館長(38)は「飼育の目標でもある繁殖に届いて非常にうれしい。まだ予断を許さない状況なので慎重に母子を見守りつつ、お客さまと一緒に成長を見届けていきたい」と話している。
博物館によると、マダライルカは最大体長約260センチ、最大体重約120キロ。温帯から熱帯の外洋に分布し、大きな群れをつくる。細い吻(口)と成長とともに増える斑点模様が最大の特徴で、名前の由来になっている。神経質で飼育が難しく、国内での飼育頭数も比較的少ないという。
母親の「ラナ」(推定年齢20歳、体長200センチ、推定体重103キロ)が7月25日午前0時26分に、繁殖用のいけすで出産した。父親は「リオ」(推定年齢14歳、体長190センチ、推定体重79キロ)。
赤ちゃんは雌で現在、体長約85センチ、推定体重8キロ。母親と子育てをサポートする乳母役である雌のシワハイルカに付き添われながら、いけすの中を元気に泳ぎ回っている。
一般公開は今のところ未定だが、母子の様子は博物館の公式インスタグラムなどで紹介する予定。稲森大樹館長(38)は「飼育の目標でもある繁殖に届いて非常にうれしい。まだ予断を許さない状況なので慎重に母子を見守りつつ、お客さまと一緒に成長を見届けていきたい」と話している。