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入賞者には特産品! 9月に「和歌山梅みかん将棋大会」初開催

「第1回梅みかん将棋大会」をPRする実行委員長の松井祭さん(和歌山県田辺市内で)
「第1回梅みかん将棋大会」をPRする実行委員長の松井祭さん(和歌山県田辺市内で)
 特産の梅やミカンを賞品にする「和歌山梅みかん将棋大会」(紀南将棋大会実行委員会主催)が9月24日、和歌山県田辺市新屋敷町の紀南文化会館1階展示ホールで初めて開催される。将棋を通じた地域活性化が目的。実行委は「継続して開催し、皆さんに愛される大会に育てていきたい」と話している。


 日本将棋連盟紀南支部の有志が実行委員会をつくり、準備を進めている。全国に誇る紀南の特産品を賞品とすることで地域産品のブランド向上や、観光促進などにつなげたい考え。JA紀南や紀州田辺うめ振興協議会、田辺市柑橘振興協議会が協賛。紀伊民報後援。

 A(二段以上)、B(初段~2級)、C(3級以下)、子ども大会(小学生)の4クラスに分け、クラス別予選と決勝トーナメントで競う。各クラス入賞の1~3位(3位2人)には紀南の梅やミカンを贈呈する。藤井聡太七冠と同じく、杉本昌隆八段の弟子の一人である齊藤裕也四段による指導対局コーナーも設ける。

 実行委員長の松井祭さん(28)は「さまざまな協力があって開くことができるので、地域の人や将棋愛好者に愛され、長く続く大会にしていきたい。初心者からベテランまで、ぜひ多くの人に参加していただきたい」と話している。

 定員は100人。事前申込制とし、締め切りは9月10日だが定員になり次第締め切る。参加費はA級2千円、B級1500円、C級1500円、子ども大会500円。支部会員は500円割引。

 希望者は、メールかファクス、はがきのいずれかで申し込む。氏名、住所、電話番号、所属支部(会員の場合)、棋力、参加クラス、弁当(費用は参加費と別に必要)の要・不要を明記する。

 メールは(fmkr2013@yahoo.co.jp)、ファクスは(0739・34・4520)へ、はがきは、郵便番号646―0028 田辺市高雄2の8の15、上久保知之さんへ。

 大会の詳細は、紀南支部のホームページにも掲載。問い合わせは実行委員会事務局(メールkinan@shidokishi.online、電話090・2702・1926)へ。

■企業協賛も募集

 日本将棋連盟紀南支部は、協賛会員の企業を募集している。支部協賛会員になると、従業員やその家族が初心者体験や子ども教室、会員同士の対局をしている支部月例会(毎月第3日曜の午後1時~4時)に参加することができるほか、年1回、各企業への出張将棋会がある。

 協賛会員年会費は1口1万円で、従業員20人未満は1口以上、20人以上50人未満は2口以上、50人以上は3口以上となる。

 企業協賛についての問い合わせは、日本将棋連盟紀南支部事務局(メールshogi.kinan@gmail.com、電話090・2702・1926)へ。

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