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濵野姉妹、水泳で全国へ 自由形とバタフライ

 和歌山県の田辺高校3年の濵野美海さん(17)と、妹で白浜町富田中学校3年の咲奈さん(14)が、それぞれ水泳競技で全国大会に出場する。


 美海さんは、17~20日に北海道江別市である全国高校総体(インターハイ)に、女子100メートル自由形と女子100メートルバタフライで出場する。100メートル自由形は6月の県総体で57秒19を記録して2位、7月の近畿総体では予選で56秒93を記録した。100メートルバタフライは県総体で1分1秒44を記録して優勝し、近畿総体では1分0秒26で2位。いずれもインターハイの参加標準記録を超えている。

 美海さんがインターハイに出場するのは3年連続。昨年は50メートル自由形で5位に入賞し、100メートル自由形で10位だった。バタフライは昨年から記録が伸びてきたといい、今回は種目を変更して臨む。「2種目とも自己ベストを出して決勝に残ることが目標。昨年は100メートル自由形で入賞できず、悔しい思いをした。最後のインターハイなので後悔しないように泳ぎたい」と意気込みを話す。

 咲奈さんは、17~19日に高松市の香川県立総合水泳プールである全国中学校水泳競技大会に女子100メートルバタフライで出場する。7月の県総体では予選で1分3秒07を記録し、全国大会の参加標準記録(1分3秒67)を突破していた。県総体の決勝では1分4秒32を記録して優勝。8、9日の近畿総体では1分4秒12で5位だった。

 咲奈さんは「全国大会に出場するのは初めて。1分2秒台を出して決勝に残りたい。今後も全国に出られるようしっかり練習したい」と話している。

 美海さんと咲奈さんは、21~26日に東京五輪の会場だった東京アクアティクスセンターで開かれる全国JOCジュニアオリンピックカップ夏季水泳大会に出場する。9月22~24日にある鹿児島国体の参加標準記録も突破している。

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