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和歌山ウェイブスが大勝 淡路島ウォリアーズに16-3、野球の関西独立リーグ

和歌山ウェイブス―淡路島ウォリアーズ 1回、2点適時打を放つウェイブスの竹鼻優斗外野手(23日、田辺スポーツパークで)
和歌山ウェイブス―淡路島ウォリアーズ 1回、2点適時打を放つウェイブスの竹鼻優斗外野手(23日、田辺スポーツパークで)
 野球・さわかみ関西独立リーグの和歌山ウェイブスは23日、和歌山県田辺市上の山1丁目の田辺スポーツパーク野球場であった公式戦で、淡路島ウォリアーズに16―3で大勝した。ウェイブスは10勝2敗で5チーム中首位。2位の堺シュライクスと3・5ゲーム差をつけている。

【23日】(田辺スポーツパーク)

淡路島ウォリアーズ
 003 000 000-3
 552 001 30×-16
和歌山ウェイブス

 ウェイブスは1回、4番佐藤の右犠飛で先制すると、2死満塁から7番日沼の二塁打で2点を追加。さらに満塁から9番竹鼻が右前へ2点適時打を放った。2回も相手の守備の乱れを突いて5点を奪った。先発投手の西垣がリーグトップの6勝目を挙げた。

 この日の試合はファン感謝デーとして無料で観客に開放され、田辺署の西村章彦署長が始球式を務めた。

■打撃で結果出す 竹鼻外野手

 ウェイブスの竹鼻優斗外野手(21)はこの日、4打数2安打3打点。1回は2死満塁、フルカウントからしぶとく右前へ2点適時打を放ち、2回も粘って押し出し四球を選んだ。

 神奈川県出身。高校卒業後、アメリカの短期大学で野球を続ける予定だったがコロナ禍で断念した。和歌山で3季目。1年目は主に代走で出場、2年目は守備での出場が増えたが打撃が課題だった。今季は素振りや筋力トレーニングの量を増やして力を付け、しっかりとバットを振れるようになった。

 現在は新人の滝口友太朗選手(24)と左翼のポジションを争っている。「足を使った守備で投手を助け、打撃でも結果を出していきたい」と気を引き締めた。

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