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ミカンゼリーとジュース発売 和歌山県産果汁使い、JA全農と伊藤園

全国発売された、県産温州ミカン使用のゼリー(左)とジュース
全国発売された、県産温州ミカン使用のゼリー(左)とジュース
 全国農業協同組合連合会(東京都千代田区)と飲料メーカー「伊藤園」(東京都渋谷区)は、和歌山県産温州ミカン果汁を使用したゼリーとジュースを共同開発し、全国発売した。


 ぷるっとした食感とまろやかな甘さが特長の「ニッポンエール 和歌山県産みかんゼリー」(280グラム、税込み151円)と、県産温州ミカン、愛媛県産の河内晩柑、広島県産のハッサクの特長を生かしたジュース「ニッポンエール 国産かんきつ三種ブレンド」(400グラム、税込み172円)。

 全国のコンビニやスーパーマーケットなどで買える。期間は定めず、年間で「ゼリー」は720万本、「三種ブレンド」は480万本の販売を目指すという。

 全国農業協同組合連合会の戸井和久・チーフオフィサーや県農業協同組合連合会の次本圭吾経営管理委員会会長、伊藤園の国枝保・関西地域営業本部長らがこのほど、県庁の岸本周平知事を訪問。次本さんは「全国展開できることになったので、ぜひ応援いただきたい」と要望した。岸本知事は「果樹王国、和歌山のものを使っていただいてうれしい。東京へのお土産に利用したい」と話した。

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