梅産地の思い込め発売 アサヒ飲料が新商品
南高梅を使った炭酸飲料の新商品「三ツ矢日本くだものがたり 和歌山県産南高梅」が31日、アサヒ飲料(本社・東京)から発売された。日本一の梅の産地である和歌山県みなべ町の若手農家でつくる「みなべ梅郷クラブ」と連携して開発した商品で、同社は、南部高校の生徒のアイデアを採用した梅郷クラブのPRポスターもツイッターで発信。「梅産地の思いが詰まった商品」とアピールする。
この商品は、今年から展開する産地指定の国産果実を使用した「日本くだものがたり」シリーズの第1弾として開発された。梅の人気品種「南高梅」の果汁などを使っており、開発の際には梅郷クラブのメンバーから味づくりに関する意見を聞いて、梅本来の味わいを再現しているという。
南部高校食と農園科の1年生50人を対象にワークショップを開き、梅郷クラブの活動のPRに向けてポスターデザインのアイデアを考えてもらった。その中から、優秀作品として選んだアイデアを、プロのイラストレーターがイラスト化した。出来上がったポスターは、100万人のフォロワーがいる同社のツイッターで発信することで利用する。
ポスターデザインは、梅産業を守らなければいけないという危機感を、弁当の梅干しがある現在と梅干しがない未来という対比で表現したもの。梅郷クラブのメンバーからは「自分たちが言いたいこと、やってきた姿勢が表現されていて、とてもうれしい」との声がある。デザインを考えた班のメンバーの一人、横畑光洋君は「将来、梅がなくなるのではないかという危機感から考えた。自信はなかったが、選ばれてうれしい。僕たちが関わった商品を、まずは和歌山の人に味わってもらいたい。梅は素晴らしいということを再確認してもらいたい」と話している。
商品は県産の南高梅果汁をベースに、南高梅ピューレや発酵南高梅果汁、南高梅エキスを配合した、南高梅にこだわった炭酸飲料。複数の南高梅由来の原料により、梅の芳醇(ほうじゅん)な香りと自然な味わいが楽しめるという。ペットボトル450ミリリットル入り、184円(税込み)。全国の小売店などで販売している。
この商品は、今年から展開する産地指定の国産果実を使用した「日本くだものがたり」シリーズの第1弾として開発された。梅の人気品種「南高梅」の果汁などを使っており、開発の際には梅郷クラブのメンバーから味づくりに関する意見を聞いて、梅本来の味わいを再現しているという。
南部高校食と農園科の1年生50人を対象にワークショップを開き、梅郷クラブの活動のPRに向けてポスターデザインのアイデアを考えてもらった。その中から、優秀作品として選んだアイデアを、プロのイラストレーターがイラスト化した。出来上がったポスターは、100万人のフォロワーがいる同社のツイッターで発信することで利用する。
ポスターデザインは、梅産業を守らなければいけないという危機感を、弁当の梅干しがある現在と梅干しがない未来という対比で表現したもの。梅郷クラブのメンバーからは「自分たちが言いたいこと、やってきた姿勢が表現されていて、とてもうれしい」との声がある。デザインを考えた班のメンバーの一人、横畑光洋君は「将来、梅がなくなるのではないかという危機感から考えた。自信はなかったが、選ばれてうれしい。僕たちが関わった商品を、まずは和歌山の人に味わってもらいたい。梅は素晴らしいということを再確認してもらいたい」と話している。
商品は県産の南高梅果汁をベースに、南高梅ピューレや発酵南高梅果汁、南高梅エキスを配合した、南高梅にこだわった炭酸飲料。複数の南高梅由来の原料により、梅の芳醇(ほうじゅん)な香りと自然な味わいが楽しめるという。ペットボトル450ミリリットル入り、184円(税込み)。全国の小売店などで販売している。