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田辺梅林にぎわう 餅まきや演奏、来週もイベント

家族連れらでにぎわう紀州石神田辺梅林(26日、和歌山県田辺市上芳養で)
家族連れらでにぎわう紀州石神田辺梅林(26日、和歌山県田辺市上芳養で)
 和歌山県田辺市上芳養の紀州石神田辺梅林で26日、イベント「祝梅祭」(紀州田辺観梅協会主催)があった。花は七~八分咲きだが、餅まき大会や野だて、大正琴の演奏などがあり、多くの来場者でにぎわった。

 餅まき大会は、開始30分前には会場がいっぱいになるほどの人気ぶり。入り口近くに設けたステージでは地元の大正琴サークルが「思い出の九十九里浜」「珍島物語」「パプリカ」など5曲を演奏した。

 保育所の「ママ友」同士、親子5組計18人で訪れていた田辺市の女性は「目当ては餅拾い。弁当とおやつを持って来て、子どもたちも大喜び。花も結構咲いていて楽しめた」と話した。

■3月5日もイベント

 紀州石神田辺梅林では開園最終日の3月5日にもイベントがある。

 神島高校の商品開発プロジェクト神島屋が、地域の飲食店6店が提案する梅を使った「ウメェ梅弁当」180食(各店30食)を販売する。午前10時半から。

 今回は「石神母さん特製弁当」も加わる。ちらしずし、煮物、卵焼きなどが入っている。他にも焼き肉や中華、サンドイッチなど各店の個性的な商品が並ぶ。梅焼き鳥の販売もある。

 ウメェ梅弁当は2月19日に南部梅林(みなべ町晩稲)でも販売し、雨の中でも7店280食分を完売した。

 大感謝餅まき大会では、当たりの餅を拾った人に景品をプレゼントする。焼き芋販売や梅ジュース作り体験もある。

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