【動画】紀伊大島から1・8キロ泳ぐ 串本消防潜水隊が訓練
和歌山県串本町消防本部の潜水隊(岩谷大輔隊長)が10日、串本町の紀伊大島にある田代漁港から、対岸にある同町くじの川の橋杭海水浴場を目指す遠泳訓練に取り組んだ。泳力の強化や精神力を鍛えることなどを目的に始めたもので、今年で3年目。潜水隊員は直線距離約1・8キロの海を1時間ほどで泳ぎ切った。
遠泳訓練は、荒れた冬場の海でもしっかりと泳ぎ切ることができる力を身に付けることや精神力を鍛えること、隊行動による協調性や責任感を養うことを目的に取り組んでいる。
今年は隊員10人が遠泳訓練に取り組むことにしており、この日は業務の都合で、このうち20~40代の5人が参加した。
雨が降るあいにくの天候だったが、ウエットスーツに身を包み、フィンやシュノーケルなどを装備した隊員たちは午前9時半、田代漁港から海に飛び込み出発。5人が固まって泳ぎながら、1時間ほどで橋杭海水浴場に泳ぎ着いた。
初めてこの訓練に参加したという白井和仁・消防副士長(26)は「不安はあったが、みんなが気を遣いながら泳いでくれたので、無事に泳ぎ切ることができた。来年も頑張って泳ぎたい」と笑顔。
寺島正彦消防長は「遠泳訓練は潜水隊員から声が上がって自主的に始めたもので、この距離を泳ぐことで不撓(ふとう)不屈の精神力や隊員間の協調性、責任感を養うことを重点に行っている。今後もこうした訓練を重ねることで、地域住民や当地方にお越しいただく方の安心安全の架け橋になれれば」と話していた。
15日にも、隊員6人がこの遠泳訓練を行う予定という。
遠泳訓練は、荒れた冬場の海でもしっかりと泳ぎ切ることができる力を身に付けることや精神力を鍛えること、隊行動による協調性や責任感を養うことを目的に取り組んでいる。
今年は隊員10人が遠泳訓練に取り組むことにしており、この日は業務の都合で、このうち20~40代の5人が参加した。
雨が降るあいにくの天候だったが、ウエットスーツに身を包み、フィンやシュノーケルなどを装備した隊員たちは午前9時半、田代漁港から海に飛び込み出発。5人が固まって泳ぎながら、1時間ほどで橋杭海水浴場に泳ぎ着いた。
初めてこの訓練に参加したという白井和仁・消防副士長(26)は「不安はあったが、みんなが気を遣いながら泳いでくれたので、無事に泳ぎ切ることができた。来年も頑張って泳ぎたい」と笑顔。
寺島正彦消防長は「遠泳訓練は潜水隊員から声が上がって自主的に始めたもので、この距離を泳ぐことで不撓(ふとう)不屈の精神力や隊員間の協調性、責任感を養うことを重点に行っている。今後もこうした訓練を重ねることで、地域住民や当地方にお越しいただく方の安心安全の架け橋になれれば」と話していた。
15日にも、隊員6人がこの遠泳訓練を行う予定という。