十日えびすにぎわう みなべの神社
和歌山県みなべ町西本庄の須賀神社(前芝弘知宮司)や同町埴田の鹿島神社(亀井隆行宮司)で9~11日、商売繁盛や豊作、家内安全を祈る新春行事「十日えびす」があり、福笹や縁起物を求めて次々と参拝者が訪れた。須賀神社では餅まきが3年ぶりにあり、多くの参拝者で活気づいた。
■須賀神社
須賀神社ではコロナ禍により餅まきを2年連続で中止にしていたが、今年再開した。「宵えびす」の9日に1回、「本えびす」の10日には2回まき、いずれも大勢が訪れた。
福笹や縁起物を求める参拝者も多く、福娘が10人出て、鈴を鳴らして授けた。
受け取った同町東本庄の農業、坂本国之さん(48)は「梅を栽培しているが、昨年はしんどい年だった。今年は景気が回復し、梅も売れるよう祈りたい。新型コロナが収まり、以前のように交流できるようになるのも願いたい」と切実な思いをにじませた。
9日朝には本殿祭があり、今年も戎奉賛会が紅白の大鏡餅を奉納した。会長の林佳宏さん(69)は「新型コロナの影響が少なくなり、景気が上向いてくれることを願いたい」と語った。
■鹿島神社
鹿島神社では3人の福娘が、参拝者に福笹や縁起物を授けた。昨年と同じように5千~1万円のものが多く出たという。
毎年、参拝しているという同町芝の荒堀光男さん(59)は「新型コロナの感染拡大が気になる。みんなが健康でいられるよう願いたい」と話していた。
境内では焼き芋の振る舞いもあり、参拝者に人気だった。
■須賀神社
須賀神社ではコロナ禍により餅まきを2年連続で中止にしていたが、今年再開した。「宵えびす」の9日に1回、「本えびす」の10日には2回まき、いずれも大勢が訪れた。
福笹や縁起物を求める参拝者も多く、福娘が10人出て、鈴を鳴らして授けた。
受け取った同町東本庄の農業、坂本国之さん(48)は「梅を栽培しているが、昨年はしんどい年だった。今年は景気が回復し、梅も売れるよう祈りたい。新型コロナが収まり、以前のように交流できるようになるのも願いたい」と切実な思いをにじませた。
9日朝には本殿祭があり、今年も戎奉賛会が紅白の大鏡餅を奉納した。会長の林佳宏さん(69)は「新型コロナの影響が少なくなり、景気が上向いてくれることを願いたい」と語った。
■鹿島神社
鹿島神社では3人の福娘が、参拝者に福笹や縁起物を授けた。昨年と同じように5千~1万円のものが多く出たという。
毎年、参拝しているという同町芝の荒堀光男さん(59)は「新型コロナの感染拡大が気になる。みんなが健康でいられるよう願いたい」と話していた。
境内では焼き芋の振る舞いもあり、参拝者に人気だった。