ロープを使った救助技術共有 国内外の消防職員が訓練
和歌山県田辺市たきない町の新庄総合公園で、ロープを使った救助技術を共有する合同訓練「ロープレスキューミーティング2022」があった。国内外から16チーム、約130人が参加。世界大会で優勝経験のある台湾のチームも高度な技術を披露した。
消防職員の有志団体「GRIMPJAPAN(グリンプジャパン)実行委員会」が県内で初めて実施した。
訓練は公園内の野外音楽堂周辺で行った。四つの想定があり、川の中州に人が取り残されているとした訓練では、両岸に約70メートルのロープを張り、チーム内で声を出して連携を取りながら慎重に活動を進めた。参加者の1人がロープを伝って要救助者の元へ行き、担架に乗せて岸へ引き上げた。
事務局の芝﨑竜司さん(31)=田辺市消防本部=は「日本のロープレスキュー技術はここ数年で飛躍的に向上している。全員で技術共有できる場が大切。今後もこういった場をつくっていきたい」と話した。
消防職員の有志団体「GRIMPJAPAN(グリンプジャパン)実行委員会」が県内で初めて実施した。
訓練は公園内の野外音楽堂周辺で行った。四つの想定があり、川の中州に人が取り残されているとした訓練では、両岸に約70メートルのロープを張り、チーム内で声を出して連携を取りながら慎重に活動を進めた。参加者の1人がロープを伝って要救助者の元へ行き、担架に乗せて岸へ引き上げた。
事務局の芝﨑竜司さん(31)=田辺市消防本部=は「日本のロープレスキュー技術はここ数年で飛躍的に向上している。全員で技術共有できる場が大切。今後もこういった場をつくっていきたい」と話した。