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動物たちと触れ合いを 白浜AW、障害児ら4千人招待 

オニオオハシと触れ合う参加者(和歌山県白浜町で)
オニオオハシと触れ合う参加者(和歌山県白浜町で)
 和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」でこのほど、障害がある子どもとその家族を無料で招待するイベント「ドリームデイ・アット・ザ・ズー2022」(実行委員会主催)があった。関西を中心に全国各地から約千組4千人が来園し、動物との触れ合いなどを楽しんだ。

 全ての人が共に理解を深め合い、助け合って生きていける社会の実現を目指して始まったイベント。今年で5回目だった。

 秋晴れの下、参加者はイルカとクジラのパフォーマンスやジャイアントパンダを観覧したほか、アフリカゾウやライオンへの餌やりなどを体験した。

 ボランティア135人が運営に協力したほか、34団体がイベント出展、ワークショップ、ダンスパフォーマンスなどで会場を盛り上げた。

 長男の細濱大君(16)を連れて参加した母親の綾さん(38)=岩出市=は「普通の日に来た時は、やはりいろいろと気を使うので、このようなイベントを開催してくれて本当にありがたい」と話していた。

 実行委員長の中尾建子副園長は「天候に恵まれ、参加者の皆さんが、ゆっくりと楽しそうにしている姿が見られて本当によかった」と喜び、イベントの協力者に感謝していた。

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