11年ぶり定員増 23年度県立高
和歌山県教育委員会は21日、2023年度の県立高校全日制の定員について、前年度より95人増やすと発表した。29校4分校が162学級(1学級40人)6480人を募集する。増員は一時的に中学校の卒業予定者が多いための措置で、12年度以来11年ぶり。このうち、串本古座普通科では、学級定員を35人から40人に戻し、3学級で15人増える。
県内の公立中学校の卒業予定者は前年度比で約30人増える。中でも和歌山市で約80人多くなることから、市内にある和歌山総合学科と、向陽普通科を1学級ずつ増やす。
串本古座普通科では、地元の中学卒業予定者が、串本町と古座川町を合わせて約30人増えるため、減らしていた学級定員を元に戻す。学級数を減らせば教員配置数に影響するため、教育活動に支障が出ないよう、県教委は21年度から2年間、県内で初めて、特例的に学級定員を減らしていた。
また、南部の食と農園科(3学級)では、3コースあるうち、調理師免許を取得できる「調理コース」では20人以内と上限を設けていたが、24人以内に緩和する。22年度に開設したが人気が高く、実習施設の規模などを勘案して決定した。
全日制の募集定員は、減少傾向にあったが、22年度に8年ぶりに据え置いた。
一方、定時制の定員は前年度と同じで、7校が14学級495人を募集する。通信制は3校が募集する。定員の定めはない。
県内の公立中学校の卒業予定者は前年度比で約30人増える。中でも和歌山市で約80人多くなることから、市内にある和歌山総合学科と、向陽普通科を1学級ずつ増やす。
串本古座普通科では、地元の中学卒業予定者が、串本町と古座川町を合わせて約30人増えるため、減らしていた学級定員を元に戻す。学級数を減らせば教員配置数に影響するため、教育活動に支障が出ないよう、県教委は21年度から2年間、県内で初めて、特例的に学級定員を減らしていた。
また、南部の食と農園科(3学級)では、3コースあるうち、調理師免許を取得できる「調理コース」では20人以内と上限を設けていたが、24人以内に緩和する。22年度に開設したが人気が高く、実習施設の規模などを勘案して決定した。
全日制の募集定員は、減少傾向にあったが、22年度に8年ぶりに据え置いた。
一方、定時制の定員は前年度と同じで、7校が14学級495人を募集する。通信制は3校が募集する。定員の定めはない。