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商店街の魅力引き出せ 神島高生がスマホで動画撮影

スマートフォンを手に田辺駅前商店街で店をPRする動画を撮影する神島高校の生徒(19日、和歌山県田辺市湊で)
スマートフォンを手に田辺駅前商店街で店をPRする動画を撮影する神島高校の生徒(19日、和歌山県田辺市湊で)
 神島高校(和歌山県田辺市文里2丁目)の生徒が19日、スマートフォンで田辺駅前商店街(同市湊)のPR動画を撮影した。監督、リポーター、カメラと役割分担し、店の魅力を引き出そうと奮闘した。

 動画を制作しているのは、神島高校で課題研究の授業を受講する3年生27人。11月12日に商店街で3年ぶりに開催される「田辺エキストラ商店街」(実行委員会主催)のPRに協力することで、実践的な宣伝方法を学ぶ。

 この日は6班に分かれ、2店ずつ撮影。構成は序破急を意識し、リポーター役が店に入るところから始まり、店の歴史やお薦め商品の紹介、店主のイベントへの意気込みなどで共通している。ただ、撮影方法はバラエティー番組風やドキュメンタリー風など班ごとに個性が出ていた。

 渡愛海さんは「(白浜町在住で)商店街にはあまり縁がなかったけど、身近に感じるようになった。店の人と話すのも楽しい」と撮影を通じ魅力を実感。リポーターを担当し「接客のアルバイトをしているので、人と話す経験が生かせた。撮影は完璧。楽しみにしてほしい」と自信をのぞかせた。

 撮影した動画は各店60~90秒程度に編集する。27日ごろから同校の商品開発プロジェクト、神島屋のインスタグラム(kashimaya2021)などSNS(交流サイト)を通じ発信する予定。

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