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白浜に新名所を 大経大生が町内巡る

白浜町職員の滝本斉さん(右)から説明を受ける大阪経済大学の学生=和歌山県白浜町で
白浜町職員の滝本斉さん(右)から説明を受ける大阪経済大学の学生=和歌山県白浜町で
 和歌山県白浜町に新たな観光スポットをつくろうと大阪経済大学(大阪市)の学生13人が13~15日、町内にある神社や山などを巡った。約1カ月後に町に提案する予定。

 町と同大学は2020年1月に地域振興、人材育成などで協力する連携協定を結んでおり、今回の活動はその一環。参加したのは人間科学部の弦間一雄教授のゼミを受講している学生で、町内の有名な観光名所だけでなく、観光客にはあまり知られていない場所にも足を運んだ。

 初日に平草原公園であった説明会では、町総務課企画政策係の滝本斉さんが学生に講話。学生目線で新しい名所を探すだけではなく、白良浜や円月島などすでに有名な観光名所に新たなオブジェを置くなどして注目される方法もあるなどとアドバイス。「新たな人の流れをつくってくれれば町としてはうれしい」と学生の提案に期待した。

 学生は、説明を受けた後、南紀白浜観光協会の協力で4班に分かれ、町内各地を巡った。

 弦間教授は「一つでも白浜町の新たな名所になるものを見つけることができれば」と話した。

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