【動画】マグロ市場で蝶々夫人 那智勝浦、オペラで300人魅了
普段は生マグロがずらりと並ぶ和歌山県那智勝浦町築地7丁目の勝浦地方卸売市場を舞台にした「さわかみオペラin南紀勝浦生まぐろ市場コンサート」(実行委員会主催)が21日に開かれた。オペラの名作「蝶々夫人」のハイライトなどが披露され、訪れた約300人を魅了した。
コンサートはコロナ禍で打撃を受ける地域の活性化につながればとして、各地で野外オペラ公演などを催している「さわかみオペラ芸術振興財団」(東京都)の協力で昨年初開催。好評であったことから今年も開くことになった。
この日は、堀順一郎町長が「コロナ禍で窮屈な思いをされていると思うが、コンサートで明日への英気を養っていただきたい」とあいさつ。財団の澤上篤人代表理事も「存分に楽しんでいただきたい。楽しんでいただければいただくほど歌手たちは燃える。その流れを来年はもっと大きくしていきたい」と、今後も継続して開催することに意欲を見せた。
コンサートには、ソプラノの梨谷桃子さんとテノールの前川健生さん、バリトンの上田誠司さん、メゾソプラノの野間愛さんの歌手4人と、ピアニストの篠宮久徳さんが出演。最初に那智勝浦町の町歌やオペラ椿姫の「乾杯の歌」、日本の歌曲「ひぐらし」などを披露した後、小澤可乃さんの演出で明治時代の長崎を舞台にした「蝶々夫人」のハイライトを上演。蝶々夫人を演じた梨谷さんらは恋愛の悲劇を感情豊かな歌声で表現し、会場からは大きな拍手が送られた。
三重県紀宝町から家族3人で訪れた女性(44)は「去年見に来て感動し、今年は小学生の子どもたちを連れてきた。生のオペラを聴く機会はなかなかないので良い経験になったと思う」と話していた。
コンサートはコロナ禍で打撃を受ける地域の活性化につながればとして、各地で野外オペラ公演などを催している「さわかみオペラ芸術振興財団」(東京都)の協力で昨年初開催。好評であったことから今年も開くことになった。
この日は、堀順一郎町長が「コロナ禍で窮屈な思いをされていると思うが、コンサートで明日への英気を養っていただきたい」とあいさつ。財団の澤上篤人代表理事も「存分に楽しんでいただきたい。楽しんでいただければいただくほど歌手たちは燃える。その流れを来年はもっと大きくしていきたい」と、今後も継続して開催することに意欲を見せた。
コンサートには、ソプラノの梨谷桃子さんとテノールの前川健生さん、バリトンの上田誠司さん、メゾソプラノの野間愛さんの歌手4人と、ピアニストの篠宮久徳さんが出演。最初に那智勝浦町の町歌やオペラ椿姫の「乾杯の歌」、日本の歌曲「ひぐらし」などを披露した後、小澤可乃さんの演出で明治時代の長崎を舞台にした「蝶々夫人」のハイライトを上演。蝶々夫人を演じた梨谷さんらは恋愛の悲劇を感情豊かな歌声で表現し、会場からは大きな拍手が送られた。
三重県紀宝町から家族3人で訪れた女性(44)は「去年見に来て感動し、今年は小学生の子どもたちを連れてきた。生のオペラを聴く機会はなかなかないので良い経験になったと思う」と話していた。