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「今年の選挙で勝利を」 自民党和歌山県連が大会

自民党県連大会であいさつする二階俊博会長(3日、和歌山市で)
自民党県連大会であいさつする二階俊博会長(3日、和歌山市で)
 自民党和歌山県連大会が3日、和歌山市であり、参院選や知事選など、今年の選挙での勝利を目指すことを確認した。

 参院選には現職の鶴保庸介氏が公認で立候補を予定している。知事選にはまだ立候補を表明した人はおらず、同党の対応も決まっていないという。

 県連の二階俊博会長は「今年は参院選、和歌山市長選挙、知事選挙があり、県にとって非常に重要な1年になる。全ての選挙に勝利して、来春の統一地方選挙に弾みをつけないといけない」といい、鶴保氏の5選を「県連としてしっかりと支援する」とあいさつ。鶴保氏は「選挙まで、全力で頑張りたい」と意気込みを述べた。

 大会では活動方針などを決めたほか、議論されている衆院選小選挙区の削減改定に反対することを決議。和歌山県内選挙区の削減を含む「10増10減」ではなく、県内選挙区がからまない最低限の改定となる「3増3減」への理解を訴えていくとした。

 大会終了後、二階会長は報道陣の取材に対し「次の時代もその次の時代もある。今(小選挙区を)減らして、後で増えてくることはない。(削減は)極めて責任は重い。しっかり努力したい」と話した。

 役員人事では、会長に二階衆院議員、幹事長に山下直也県議を再任した。

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