農作物の鳥獣被害3億円 半分がイノシシ、和歌山県内
野生鳥獣による和歌山県内の農作物被害額は2018年度、3億207万円あった。半分ほどがイノシシによる被害。作物別では8割を果樹が占めた。県が各市町村の被害を取りまとめ、発表した。
被害額は前年度比で98%。ほぼ横ばいで、3億円を超えるのは9年連続。3億5千万円前後あった数年前と比べると少し減ったが、高止まりの状態は続いている。県の担当者は「劇的によくなることはない。総合的な対策を講じていくことが大切」と話す。
県のまとめによると、鳥獣別ではイノシシのほか、シカ(全体の16%)、サル(同14%)、アライグマ(同10%)と続く。カラスやタヌキなどによる被害もあった。イノシシによる被害が最も多い傾向は、少なくともこの10年、変わっていない。被害は野菜などにもある。
被害額は前年度比で98%。ほぼ横ばいで、3億円を超えるのは9年連続。3億5千万円前後あった数年前と比べると少し減ったが、高止まりの状態は続いている。県の担当者は「劇的によくなることはない。総合的な対策を講じていくことが大切」と話す。
県のまとめによると、鳥獣別ではイノシシのほか、シカ(全体の16%)、サル(同14%)、アライグマ(同10%)と続く。カラスやタヌキなどによる被害もあった。イノシシによる被害が最も多い傾向は、少なくともこの10年、変わっていない。被害は野菜などにもある。