梅の花もうすぐ見頃に 和歌山県みなべ町
日本一の梅の産地、和歌山県みなべ町で梅の開花が進んでいる。南部や上南部地域の平野部で日当たりの良い場所では五分咲き。日当たりが悪かったり、少し標高が高かったりする場所は二、三分咲きだが、今週末には見頃を迎えそうだ。
今季は平年と同様、今月上旬から園地によってちらほらと咲き始めたが、気温が低い日が続いていることで、中旬になっても開花はなかなか進まなかった。
それでも平野部では、見頃を迎えた園地が見られる。
15日は昼すぎに日が照り始め、気温が13度ほどに上がった。この陽気で、ミツバチが花から花へと飛び回っていた。地元の農家によると16日には気温が下がったが、開花は進み、来週中頃に満開を迎えそうだという。
昨季に続き今季も新型コロナウイルス感染防止のために開園していない南部梅林(みなべ町晩稲)など、少し標高が高い場所は、見頃を迎えた木もあるが、全体的には二、三分咲き。「奥みなべ梅林・受領の里」(同町東本庄)も同じような状況だという。
写真愛好家に人気がある同町山内の梅畑も、花が咲いている。花と列車が一緒に撮影できるポイントで、15日も写真愛好家の姿が見られた。「撮り鉄に人気のスポットの一つ。花の状況は少し早いと思ったが、週末から来週にかけて天気が悪そうなので撮りに来た」と話していた。
一方、高城や清川地域ではちらほらと咲き始めたばかり。
世界農業遺産「みなべ・田辺の梅システム」の魅力などを伝える梅システムマイスター、糸川昭三さん(72)は「今季は新型コロナのため観梅はしづらいでしょうから、来季に落ち着いていれば、ぜひ来てもらいたい。農業遺産にも触れてもらいたい」と話している。
今季は平年と同様、今月上旬から園地によってちらほらと咲き始めたが、気温が低い日が続いていることで、中旬になっても開花はなかなか進まなかった。
それでも平野部では、見頃を迎えた園地が見られる。
15日は昼すぎに日が照り始め、気温が13度ほどに上がった。この陽気で、ミツバチが花から花へと飛び回っていた。地元の農家によると16日には気温が下がったが、開花は進み、来週中頃に満開を迎えそうだという。
昨季に続き今季も新型コロナウイルス感染防止のために開園していない南部梅林(みなべ町晩稲)など、少し標高が高い場所は、見頃を迎えた木もあるが、全体的には二、三分咲き。「奥みなべ梅林・受領の里」(同町東本庄)も同じような状況だという。
写真愛好家に人気がある同町山内の梅畑も、花が咲いている。花と列車が一緒に撮影できるポイントで、15日も写真愛好家の姿が見られた。「撮り鉄に人気のスポットの一つ。花の状況は少し早いと思ったが、週末から来週にかけて天気が悪そうなので撮りに来た」と話していた。
一方、高城や清川地域ではちらほらと咲き始めたばかり。
世界農業遺産「みなべ・田辺の梅システム」の魅力などを伝える梅システムマイスター、糸川昭三さん(72)は「今季は新型コロナのため観梅はしづらいでしょうから、来季に落ち着いていれば、ぜひ来てもらいたい。農業遺産にも触れてもらいたい」と話している。