豆まいて「コロナ退散」 那智勝浦・補陀洛山寺で節分行事
世界遺産に登録されている和歌山県那智勝浦町浜ノ宮の補陀洛山寺で27日、一足早い節分の行事があった。例年は福を求める多くの参拝者でにぎわうが、感染が急拡大している新型コロナウイルス感染予防のため、昨年に続いて今年も僧侶のみで執り行った。
同寺では毎年1月27日に「立春大護摩供星祭(りっしゅんおおごまくほしまつり)」を営み、節分よりも1週間早く豆まきなどの儀式をしている。
この日は、国の重要文化財に指定されている本尊の三貌十一面千手千眼観世音菩薩像を開帳し、昨年8月から補陀洛山寺の住職を務めている高木智英・那智山青岸渡寺副住職(39)らが読経。その後、護摩をたき、あらかじめ信者から預かっていた「身体健全」「家内安全」などと願いが書かれた護摩木をくべて祈願し、最後に本堂から高木住職らが「七難即滅、七福即生」「鬼は外、福は内」との掛け声で豆をまいた。
高木住職は「感染が拡大しており、万が一を考えて僧侶のみで開催した。皆さまの健康や家内安全、一日も早いコロナ禍の収束を願って祈願法要を務めさせていただいた」と話していた。
同寺では毎年1月27日に「立春大護摩供星祭(りっしゅんおおごまくほしまつり)」を営み、節分よりも1週間早く豆まきなどの儀式をしている。
この日は、国の重要文化財に指定されている本尊の三貌十一面千手千眼観世音菩薩像を開帳し、昨年8月から補陀洛山寺の住職を務めている高木智英・那智山青岸渡寺副住職(39)らが読経。その後、護摩をたき、あらかじめ信者から預かっていた「身体健全」「家内安全」などと願いが書かれた護摩木をくべて祈願し、最後に本堂から高木住職らが「七難即滅、七福即生」「鬼は外、福は内」との掛け声で豆をまいた。
高木住職は「感染が拡大しており、万が一を考えて僧侶のみで開催した。皆さまの健康や家内安全、一日も早いコロナ禍の収束を願って祈願法要を務めさせていただいた」と話していた。