和歌山県はこのほど、白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」を運営するアワーズを「あいサポート企業」に認定した。

　県は、さまざまな障害の特性や障害のある人への配慮を正しく理解して手助けをすることで、誰もが暮らしやすい地域づくりをする「あいサポート運動」を展開している。

　「あいサポート企業・団体」は、この趣旨を理解して運動の推進に取り組んでいると県が認定したもので、現在３９の企業・団体がある。

　アワーズは、職員への研修などを通じて障害や障害者への理解を深めたり、障害がある子どもとその家族を招待するイベントを開いたりするなど、さまざまな取り組みを積極的にしている。

　西牟婁振興局健康福祉部の山本礼義部長がこのほど、アドベンチャーワールドを訪ね、中尾建子副園長に認定証を手渡した。

　西牟婁振興局によると、管内で「あいサポート企業・団体」の登録はアワーズを含めて７企業・団体という。